こんにちは。先週の金曜日はお休みを頂戴しました。おまたせしまして、すみません。
さて今日から、季節ごとのお話をしていこうかと思います。
普段、栄養相談をさせていただき「今では元気です。」というお声を頂戴するものの、「あとは季節の食事の確認だけですね。」とお話すると、「それが難しいのよね。」と返ってきます。
・・・・うん、たしかに。
季節ごとの食事って、簡単なようで以外と奥が深いのですよね。間違えた食べ方をすると、「風邪をひき」やすくなったり、「イライラ」しやすくなったり、「おなかがすっきりしなく」なったり、「いろいろな所がこったり」と大変です。
なので、しばらく「季節の食材の選び方」なんかをお話していきます。
まずは
■春の食材の選び方!
まず、食材の選び方ですが、春と身体の関係を一言で申します。
『春は肝臓が弱りやすい。だからそこを強化する食事が良い!』
まずは“春は肝臓が弱りやすい”というのを、連想できるたとえを話します。
『電車の中で高いびき。春はけだるく、花見もあるので、お酒を飲みすぎていつも眠い。』これは通勤で「ぐご」っといびきをかいている人をみながら思ったことです。
ただ、お酒を飲む人は年中何かしら飲んでいるものです。何も春だからこそ特別沢山飲みすぎているわけではありません。
では、なぜそんな光景をよく目にするかというと、これは肝臓が弱っている証拠だからです。
“肝臓”は鈍ると“血流”が悪くなります。そうすると身体は栄養がいきづらく「だるい」ですし、また脳に酸素が足りなくなると、「常に眠く」なります。さらに”肝臓”が弱ると、消化力の中の”解毒分解”が弱くなるので、出ると厄介な「花粉症」「食物アレルギー」などにもかかりやすくなります。
では、結論どんな食事が良いかというと、「消化を助ける食事と、肝臓の細胞を助ける食事」です。
“消化を助ける食事”というのは、要は「酵素食」や「殺菌食」のことです。
「酵素食」とは一般の食材でいうなら、”薬味(やくみ)”などのことですから、一例をあげますと、
・ニラ
・大根おろし
・山芋
・生姜
・ネギ
などです。
「殺菌食」とは、一般の食事でいうなら、刺し身や、お酢に少しいれたりする
・わさび
・からし
などです。
両者とも、肝臓のお仕事である”消化”や”殺菌”を助けます。“肝臓”を休ませてあげてそれによって回復を促すやり方です。
ただ、気づかれた方もいるかと思いますが、「酵素食」も「殺菌食」も“陰(冷ます力)”のものが多いです。
なので、「午前で身体が冷えているときにはには向かない。」ということを覚えておいて頂けると良いかと思います。
あ、それと”免疫を管轄する臓器“も”肝臓(かんぞう)”です。
“肝臓”を強くすると、風邪に負けない身体づくりにもなります。
今、インフルエンザが猛威をふるっているそうですね。
どうぞマスクだけではなく、“内側の免疫”にもしっかり滋養を与えてあげて下さい
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。
陰陽栄養士 上地弘三
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