食事法に心が迷ったときは、所作に戻る。

今日は一つ長い文章を引きますので、読むのがつらいな。と思ったら読み飛ばして下さい。
しかし、“陰陽”では大事な部分になるので、読みづらくとも、また時をおいて読んでいただけたらと願うところです。

■所作について

所作というと、

振る舞いや、身のこなしや

場合によっては踊りのような

意味で用いられます。

でも、この所作というと、

どことなく

堅苦しく感じてしまうのは、

「所作を綺麗に!」

「所作が綺麗だと素敵ね。」

などなど

叱られたり、注意する場面で

聞いたり

褒められても、所作という

形を褒められて、

自分自身が褒められていない

かのようで、

良い気分になれないから

かもしれませんね。

所作とは、何か?

これは、所という字の

「ありか」

※みつけづらい。時に、わかりづらいもの。場合によっては形のない場所。

という意味と

作という字の

「おこす」という、

※自らが行い作り出す。

字が合わさっています。

意味は、

その人が、行おうとする

気持ちの本体を

目に見える行動より

感じ取ろうとした時に

視える本体。

これが、

“所作“なんですね。

(ちょっと回りくどい

説明だなあ。)

だから、あまり

所作を語るというのは、

難しいし、

人に使うなんて、

よほど、眼を鍛えてないと

言いづらいですよね。

何かを、おこそうとする

気持ちの本体だから、

駄目と言うことはなく、

もっと、こうすれば、

良くなる。

という部分しかない。

人を、批判する言葉に

使うものではない。

ということが、わかりますね。

なぜなら、

何かを、おこそうとする人の

気持ちのありかを、

その姿から、感じとるという

意味だから。

自然の視点という話を加えます。

”天然”

※人の手が加わっていない。

ほかにも

”地然”という言葉も、あることは

ご存知でしょうか。

天然に対して、地然。

“地を易うれば、皆然り“

とありまして、

易とは、陰陽の事です。

要は

地(持ち場)の陰陽を整えれば

それが、当然であるように進む。

ネットでは
「人は皆、地位や境遇が異なるので、その意見や行為も異なるが、立場を変えれば、することも一致する。」
と表してますね。

少々難しいですが

地然とは、

大地の道理というような感じです。

固い凸凹した大地なら、

しっかり足の形をあわせ、

転ばないよう、歩きますね。

でも、逆に

軟らかくてどろどろ滑るなら、

足は抜き足、差し足しっかりと

ゆっくりとリズムを一定に、

重心を崩さぬよう、歩きますね。

そういう大地の道理があり

うまく、合わせているのが、

陰陽ということです。

さて、

所作と少し離れてしまいました。

少し話を戻しまして、、、

所作とは、立場とセットに

なっています。

立場とは、肩書や権力の事

もありますが、

どちらかと言えば、

“立つ“

かたちが現れるということと、

“場“

地然、その大地の道理。

そこにいる人が、

大地の決まりの上で、

何か形を、現している。

当たり前ですが、

その場に何かが、

現れると、

喜ばれることもあれば、

恐れ嫌われることも

あります。

そこでやっと出てくるのが

所作です。

その人が行おうとする

気持ちの本体が、

どんなふうに現れているのか。

この所作と立場が

合わさって、成すものが

あるのですね。

人はいろいろ違うけれども、

地の道理と、

人の立場と、

人の所作。

陰陽で、併せて行えば

皆然り。

お疲れ様でした。読むのにも、大変でしたよね。
ありがとうございました。

これは、一つ大事ということで、おさえて頂けたらと思いますが、
実際の栄養学となかなか結びつかないので、少々つまらなく感じたら
ごめんなさい。

ただ、これは“陰陽”を軽々しく扱わないというところで大事な部分なのです。
ねじ曲がってしまっては、食事療法も結局不幸を招いてしまう。ということが起こります。

「よかったのだろうか?」と迷ったとき、何かのきっかけになれば幸いです。
それでは、本日もありがとうございました。

陰陽栄養士 上地弘三

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