その野菜の食べ方は、脂肪がふえる!!(6)

 

続きです。昨日は「冷えによる排出不良」の『水太りタイプ』の方が“注意する食材”について話しました。

 

まだその話しが途中ですので、続きを書かせていただきます。

 

■注意する食材2

<朝の果物>

「え?朝のくだものは金ってききますよ。」と聞こえて来そうですね。

言われているのが間違っているわけではありません。身体が温まっている方には

『朝のくだものは金』です。

 

消化器官にも負担をかけず、20分程度で胃を通過。消化酵素を消費せず、素晴らしい食品です。ある意味、単体では完璧とまで言われているのが果物です。

 

ただ、忘れてはいけないのが、果物は”陰(冷ます・沈静)”の力が強いということです。

お酒の飲み過ぎで、肝臓が腫れて熱をもっている翌日。

 

「グレープフルーツジュース」や「トマトジュース」等、”陰(冷ます)”力が強いものを、召し上がって頂くと、回復が早いのはご存知の方もいるかと思います。

 

これは、「肝臓の腫れ(熱)」を、『果物の”陰(冷ます力)”』が取り去ってくれるからですね。

 

こんな素晴らしい力を持つ果物ですが、体質が“陰”で、もともと冷えている方が朝から召し上がるとどうなるか。

 

・胃がもたれる。

・トイレが近くなる。

・足がひえやすくなる。

・むくむ。

・耳鳴りがする。

・めまいがでる。

・朝はとにかく眠い。

・夜、眠りが浅くなる。

 

こんな事が起こってきます。全て起こるわけではないですが、こういった悩みで相談に来る方の特徴で、「朝果物」をとられている方は非常に多いです。特に外気が寒くなる「秋から冬」に相談が増えます。

 

「えー。そんな~。冬場のこたつにみかんは外せないのに~。」

「果物じゃないけど、こたつでアイスも好きなのよね~。」

 

・・・ですよね。気持ちは痛いほど、わかります。

 

で・す・が、、、こたつでアイスはとりあえず、3日はがまんしましょう。

冷えているな。と思ったら3日はがまんです。そこにハーゲンダッツがあったとしても、耐えて下さい。

 

冷えがとれたら、食べられます。

 

さあ、果物です。ここは時間の“陰陽(いんよう)”です。

 

前にこんな事をお話ししました。

例えば【時間】

陰性(冷える)の食品を使う場合、身体が熱いタイプの方は朝からやる必要がありますが、身体が冷たいタイプの場合、13:00以降から行う方が効果的です。

(果物系、生野菜系、酵素系、発酵食品系、乳酸菌系)

https://inyou.info/143

これは身体の「温冷」の時間での変化は、11:00~13:00が温かいというところから、お話しさせて頂いております。

 

では、11:00~13:00が良いのか。それでも悪くはないのですが、“果物”を召し上がるのにお薦めの時間は15:00です。

 

これはなぜかと言うと、身体は温まったあと、“陽(熱エネルギー)”を燃やします。そのあとには細胞に”陽の燃えカス(汚れ)”が残ります。これがいわゆる疲労物質というものですね。

 

“陽の燃えカス”を洗い流すには、”陰”の力が向いています。ということは、ここで果物の出番というわけです。

 

ただし、「食べ過ぎ」は危険です。それと上記に書きました、症状的なものが出ている時は、食べないことをお薦めします。

 

今日はここまでです。

また次回よろしくお願いします。

 

陰陽栄養士 上地弘三

 

陰陽栄養学メルマガも始めました。

良かったら登録してくださいね!

「陰陽栄養学メルマガ」登録はこちらから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。