いよいよ、ラスト2回となりました。
本当に感謝申し上げます。
それでは、一説引かせていただきます。
「“良“は食を表す意味がある?」
前回“養“という字は、どういう
成り立ちで、表されているかを
書きました。

今回は、“良“という字の
成り立ちです。
“良“は一般的には
物が優れている。や
質が良いなど、人であっても
褒められる、讃えられる
内容に使われます。
その“良“という漢字ですが、
この字は、上の部分の
「白」と下の部分の
「匕」(さじ)がくっついた
言葉です。
さじの上に、白が乗る。
なんでしょう?
と、思われるかもしれません。
白は、お米を表しています。
ただし、今のような白米のこと
ではありません。
昔は精米技術が今ほどでは
ないので。
収穫した状態と比べ
調理した状態は、
炊き上がると白っぽくなる。
それで、調理を加えることや
手間を加え食べやすくすること。
その想いが表現されて
います。
“☯陰陽“で言う調理とは、
調理とは、調→相手を知ることで
あり。
理とは、ことわり。
相手を知る、ことわりをもって、
“調理“とし、
相手と、なごみ尊重しあう
道理をもって、“調和“とし、
2つが合わさり、
一つになりたもうこと
“調合“とす。
です。
ありがとうございました。
前回は、“養“、今回は“良“というか、人の内にある意味を、込めて“食“として伝わったら、幸いです。
次が、最後のお話です。
お読み頂き、ありがとうございます。
陰陽栄養士 上地弘三
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