身体の陰陽(前編)

栄養相談を受けていますと、時々
「どうして、私は他の人が普通に食べているものなのに、お腹がくだってしまうのでしょう。」と落ち込んでしまっている人に出会います。

そんな時、「消化とは生命と生命のぶつかり合う所がありますから、食べる方のエネルギーが弱いと、食物のエネルギーに負けてしまって、吸収できずに、下してしまうことがあるのですよ。大丈夫、少しずつ強くしていけば、体質はかわりますよ。」とお話させていただきます。

これは“陰陽学(いんようがく)”でいうところの「強い“陽”は、弱い“陽”をはじく。」という部分になります。

身体のもつ生命力の強さを「“陽”の強さ」としてみる考え方があります。通常食事は、召し上がる方が強いのが自然の摂理なので「食べる側(強い“陽”)」が「食べられる側(弱い“陽”)」をいただくのに、負けることはありません。

しかし、現代「弱いもの」が「強いもの」を召し上がるようなことが多々起きています。昔はそういった事が起きるとき「強い“陽”」の食品を、ある程度弱くする調理法を施し、生命力が弱った方でも消化できるよう「弱めの“陽”」にすることを行ったのですが、めっきりそんな概念は忘れられてしまい、高栄養であればいい。良い品質のものであればいい。と“食品”の力ばかりに着目し、“食べる側”の力をみないようなことが増えてきました。

1つの例えで言いますと、ゴマなどがいい例でしょうか。
ゴマは肝臓の力を高めます。朝、調子があがらず眠気が強い方などは、ごまを毎朝召し上がるようにすると、朝のだるさがめっきり消え、元氣になる方は非常に多いです。

ただし、生命力があまりにも弱い方が、ごまをそのままめしあがると、消化がままならず、あまり有効になりません。

そんな時行うのが、すり潰すことです。
調理法の中で、「たたく」などの圧を加えることは“陽”の力が増しますが、「する」などは“陰”の力が増します。」

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