身体の陰陽(後編)

「朝食で脳のはたらやきや形がかわる。」

脳科学者の先生がそんなお話をしていました。分かりやすく実際に起こる現象を科学的に説明されているので、納得のいく内容でした。

簡単に概要を言いますと、「朝食の欠食は脳に飢餓を与え、成長を妨げる。」

だからと言って「砂糖水のように、栄養が血糖上昇にのみ偏っていると、脳のはたらきが弱くなる。」

要は「朝は適当な糖分と共に、代謝を助ける栄養素をしっかり補う事が必要。」という話でした。

“陰陽学(いんようがく)”で脳を視るとき、脳とはどんな性質であろうか考えることがあります。

ちなみに、“脳”とは他の臓器と比べて、“陰”と“陽”どちら側だと思いますか?

せっかくなので一緒に考えてみましょう。

まず、脳の特徴を一つずつ考えていきます。

脳とは、身体の上にある。

脳とは、水の中に浮いていて、身体の中での水分の多い場所にある。

脳とは、消費カロリーが大きい。

脳とは身体の上にある。から
考えてみましょう。

「上下にどんな関係があるのだろう。」とお思われますか?

“陰陽“で考える時、足元に近いものが、“陽“を表し、上にあるものを“陰“と表します。

ということは、まずは“陰“の特性を一つもっていることが、分かります。

次に、脳とは水の中に浮いている。

これは、“脳の周りに水が集まっている“と捉えて考えます。

ということは、陰を周りにまとっているので、「“陽“は“陰“をまとう。」の原理から“陽“の特性をもっていることが、分かります。

最後に、脳とは消費カロリーが大きい。から考えます。

カロリーとは、“熱“を表します。熱を良く使うということは、“熱“の力をたくさん出していることが分かります。

ということは、“陽“ということになります。

ということは、一つ“陰“、二つ“陽“で脳は“陽“側の特性が、多いことが分かります。

いかがでしたか?
あっていましたか(*^^*)

さて、それでは

「それで、なにがわかるの?」
と疑問を持ちますよね。

はい、ここからが本題です。

(つづく・・・。いかん、後編なのに続いてしまった^^;)

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