身体の”陰陽”(後編2)

こんばんは。お待たせいたしました。

では、つづきです♪

まず、上にあることについての“陰“の意味。
これは、働きの“陰陽“です。
「下に近い、地面に近いものは物理的・動作的な力で“陽“」なのですが、
「上に位置する、空に近いものは創造的・知性的な力で“陰“」なのです。

そして、後者の水をまとう理由も、カロリーを消費する理由も、『沢山はたらき熱を持つので、冷ます力も必要であるし、指令である電気信号を通すのに水が必要』であるからです。

結論を言うと、『脳は“陽(熱い)“力を存分に使い“陰(知性)“』を生み出す臓器ということです。

そうすると、どうして砂糖水が悪いのか。というところの話になります。

ネットをみていたらこんな記事をみつけました。

『夏休みの自由研究で浮力の実験をしました。
じゃがいもを浮かべようと思い、水200ccに塩を入れていくと28gでじゃがいもは浮かびました。
今度は砂糖で実験をしました。28gで浮かぶと思っていたら、なんと60g入れないと浮かびませんでした。
水溶液の密度を考えると同じ量で浮かぶように思うのですが、なぜなのでしょう?』

化学的に返答をされていたので、そこは割愛しまして、私は“陰陽“の見地からこのことが身体にどのように影響するのかをお話します。

まず、“陰陽”での理由の説明ですが、砂糖は“陰(上へ向かう)”なので上がろうとします。それに対し塩は“陽(下へ向かう)”なので下がろうとします。

砂糖は上がろうとするので、じゃがいもより上にいこうとします。ですのでじゃがいもは浮きません。

それに対し、塩は下がろうとするので、じゃがいもより下にいこうとします。結果じゃがいもは上へ押し上げられます。

これが、“陰陽”での考え方です。

これが具体的に人間の身体の中での場合はどうなるでしょうか。

是非、身体の中の血液と栄養で想像してみていただけたらと思います。

(つづく)

陰陽栄養士 上地弘三

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