神農(しんのう)

『薬神、医神であり、栄養神とも言える、神農。紀元前3495年頃の人。自然界の百草をなめて、これは薬用、これは食用と仕分けをした神様。すなわち神農によって食と医を教えたとあり、食神・栄養神・薬神として今日に至るも中国医学史上に伝承されている。すなわち今日なお伝説上の神農本草経(しんのうほんそうきょう)は現在の食品化学辞典のような本で・・・・』
長いな・・・・。
と言いますか、「現代の食品化学辞典のような」というところは、素敵な言い回しだと思いました。
身近に感じますものね。
ただ、決定的に違うのは、症状別の食べ方や調理法が、しっかり治るように、書いてあるのが食品化学辞典との違いですね。
食品を書いてあるのか。人に対しを書いてあるのか。これの差は大きいです。
そしてここを、やはり大事にしてほしい。と伝わってきます。
さて、難しい話ばかりでも飽きるので、最後は豆知識でも。
「楊貴妃(ようきひ)」を知っていますか。
八世紀の唐の第六皇帝、玄宗(げんそう)に愛されたお妃さま。
飛びぬけた美貌をもっていたからこそ、皇帝に熱愛されたと伝えられています。
「ですが、実は楊貴妃は肥満体であった。」らしいです。
食事を“薬”としてとらえていたそうですが、上流階級であるがゆえに、「バター」「はちみつ」「しょうが熱湯に氷砂糖」等々、摂りすぎてしまったようです。
野菜でも、肉でも、似たような薬効のものがありますが、根本的な栄養の属性は違うので、
“簡素は簡素で価値がある。”
そんなところを共有しまして本日のブログをおわります。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
陰陽栄養士 上地弘三

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