目の疲れは、目の使い過ぎのせいじゃない!(6)

 

本年もよろしくお願い致します。

ゆっくりお正月はお休みになれましたでしょうか。おかげさまでお正月もお声をかけていただく機会が多く、貴重な経験を積ませて頂くことが出来ました。

会いに行くことも、いらして頂くことも多く、ご縁の多いお正月でありました。
ありがたいことに、早朝には修行を。日中は家族との時間を。夕方には空手の稽古を。夜半には“陰陽学”の書物を。夜中は薬草の調合をさせていただきました。
本当に感謝です。
今までで一番充実したお正月です。ありがとうございました。

それでは、改めして続きのお話をさせていただきます。
しばらく空いてしまったので、バック№を下記に記します。

【目の疲れは、目の使い過ぎのせいじゃない!】

1. 目の疲れの“表向きの理由”。

目の疲れは、目の使い過ぎのせいじゃない!(1)

2. 目の“具体的な汚れ方”を知る。

目の疲れは、目の使い過ぎのせいじゃない!(2)

3. どの臓器を強化すれば”目は強くなるのか!”

目の疲れは、目の使い過ぎのせいじゃない!(3)

4. 目の“血管”とその“血流”を意識する。

目の疲れは、目の使い過ぎのせいじゃない!(4)

5. 目を内側から温め回復する、具体的な“食療法”。

目の疲れは、目の使い過ぎのせいじゃない!(5)

それでは「下記でどれが1番温まるか。」を試して頂けましたでしょうか。

・ティースプーン1杯の醤油を湯呑みにいれ、その上から熱いほうじ茶を注ぐ。(醤番茶)
※先に醤油をいれないと、激しく不味いです。

・大さじ1杯のすり胡麻を、ごはんや、お味噌汁にかけて食べる。(すりごま)
※吸い込んでむせないように気をつけて。

・レンコンをおろして、その絞り汁を飲む(レンコンのおろし汁)
※具はひき肉に混ぜて団子にして食べると美味しい。

「え、お正月の主婦はいつにもまして忙しいので、試せなかった。」

だいじょうぶです!!
試せなくとも、結果が視えるのが“陰陽学”。

だからこそ主婦(主夫)の味方!!

では、試した方も試せなかった方も、一緒に考えていきましょう。

では、今回は”陰陽学(いんようがく)”らしく、文献の内容を引きながらお話しますね。

まず、「どれが1番であるか。」を考える前に、“どのようにこの伝承療方は伝わっているのか。”を記します。

●醤番茶(しょうばんちゃ)

用途:「貧血・低血圧」の方
杯(さかづき)の半分量の醤油を湯呑みに入れ、そこへ熱い番茶を注ぎます。
※コツは、醤油が先。(あとから醤油をいれると臭みで飲めない。)
※番茶は茎入りの値段が安価な。硬いものが良い。

●すり胡麻
用途:「抜け毛・婦人病・のぼせ」
番茶を用意します。そこに、ごま塩をひとつまみ入れます。
※ごま塩の代わりにごま油を代用しても良いでしょう。

●レンコンの絞り汁
用途:「咳止め・つわり」
生のレンコンを洗い、おろし金でおろします。その絞り汁を小さい湯呑み1杯分のみます。

こんな感じですね。

「え?情報が少ない。」

そんなことありません。“陰陽学”は文の裏に隠された背景と組み合わせて答えを導く学問です。

では『用途』からどういう温まり方をするのかを考えていきましょう。

「貧血・低血圧に効く“醤番茶”」とは?

・・・・・え?長い?

あ、ちょっと待って下さいね。・・・はい、あ、うん。

今年初だからもう少しだめ?

皆さん忙しいから、長すぎるのはだめ?

あ、はい、じゃつづきは?え、明日もあるでしょう?

あ、わかりました。

では、すみません。少し長くなりすぎてしまったようです。すみませんでした。

続きは明日です。

では、『醤番茶』『すり胡麻』『レンコンの絞り汁』の“用途”をみながら、「どのように身体を温めるのか。」を是非、考えてみて下さい。

冷えるには必ず特徴と原因があります。それをみていきますと、温まり方がみえます。

そのうえで、1番温まるのは何か。一緒に考えていきましょう。

陰陽栄養士 上地弘三

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