身体の“時間”と“陰陽”

こんばんは。夕方陽が落ちると、少し物憂げな気持ちになります。
沈む夕日などを眺めていると、どうしてか少し寂しい気持ちになりますね。

そこに理屈など必要ありません。

ただ、少し無粋かもしれませんが、“陰陽”で説明することができます。
自然界にも人にも、“陰の氣(いんのき)”と“陽の氣(ようのき)”というのがあります。

陰の氣とは、走って身体が熱くなった時に、冷して身体を癒すはたらきをします。
陽の氣とは、寒い場所で待っている時に、温めて身体を動かすはたらきをします。

そして1日の時間の流れでも、そんなところがあります。

例えば、1番“陰の氣”が強いのは、夜中の0時です。
昼の12時に向かって、徐々に“陽の氣”が増えていくのですが、大体半分の時間の6:00あたりになると、“陽の氣”が起きて動く分くらいたまります。そして“目”を覚まします。
※中には寝ている人もありますが。

6:00から、昼の12:00に向かって“陽の氣”が増えていき、12:00をピークに、“陽の氣”から“陰の氣”への移行がはじまります。

夕方の18:00以降になると、少しずつ眠くなる“陰の氣”が増えていき、ある程度たまると、眠気が来て眠りにつきます。

要は、動く力の氣は“陽の氣”が原動力です。
逆に、休む力の氣は“陰の氣”が原動力です。

太陽が沈むのをみて、物憂げになるのも、気持ちの上でもそうですが、身体の上でも
「休まるための鎮静の氣」が増えることで、なんとなく血流も緩やかになり、少し身体に供給される酸素も緩やかになり、末梢の血管がゆるみ、なんとも言えない微弱な脱力のような感覚が駆け巡ります。

これが心の、物憂げな気持ちをさらに感じさせるのです。

“陰陽(いんよう)”とは説明すると化学的であり、でもそこに気持ちを入れると
風流でもあります。

これについて、健康法の話をしていくのですが、これ以上はやはり無粋なので、
続きは明日に致します。

本日もお読みいただき、ありがとうございます。

陰陽五行栄養士 上地弘三

陰陽栄養学メルマガも始めました。

良かったら登録してくださいね!

「陰陽栄養学メルマガ」登録はこちらから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。