陰陽の大きい分け方と小さい分け方4

グーを握る時の力、とパーと開く時の力で陰陽を例える。

しばらく、空いてしまいました。
お待たせしまして、申し訳ありません。

さて、今日は“陰陽“の分け方の説明を致しますが、その前に陰の食品を食べた時と、陽の食品を食べた時に身体には、どんな力が補われるかをお話したいと思います。

■身体の動作に例える

「手の場合」
手をじゃんけんとかするときの、グーパーの動きをしてみてください。
これを「なぜ、動かせますか?」と聞くと、「神経の伝達」や「筋肉の動き」はたまた「生きてるからだよ」といろいろ答えが返ってくるかと思います。

あくまで、一つの考え方になりますが、“陰陽“では、グーとパーに動かす「神経の伝達」でも「筋肉の動き」でも「生きているから」であってもその動きを起こす働きには“陰“と“陽“があると考えます。

具体的に言うと、グーをつくる時には内側に力を求めます。外から内へ力を集約する働きをもつので、これを“求心力“と呼びますが、これは凝縮し、基本熱をもつので、“陽“とします。

それとは逆に、パーをつくる時は、、力を緩め、力を流し外と協調します。内から外へ開き放散させる働きをもつので、これを“遠心力“と呼びます。これは熱を緩めるので“陰“とします。

なんだか、むずかしいですね。

身近なところで言いますと、“陽“の食品を食べますと、「グー」をつくる力が増し、“陰“の食品を食べますと、「パー」をつくる力が増すということです。

「そんなグー、パーやるのに一生懸命食事とらないよ。」

そうですよね(笑)

ただ、この基本が分かると、いろいろ応用がききます。

例えば、歩く一つとっても、陰と陽の特徴があります。
かかとで、踏ん張る力がある人は、重心をかかとを支えにして(固い)力をもつので、“陽“の力の強い人。
逆に、音を立てないように、つま先からそーと歩くのが上手な人は、つまさきまで意識を流す(軟かい)強い人力をもつので、“陰“の力の強い人です。

これが、何の役に立つかと言いますと、したい動作のエネルギーを補うのに、どちらの食品を食べたら良いだろう。という一つの基準になることです。

時間があれば、これは“陽“の動きかな?“陰“の動きかな?

と考えていただくのも良い練習になります。

それでは、本日もお読み頂き、ありがとうございました。

陰陽栄養士 上地弘三

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