食の”陰陽”基本(前編)

まず、はじめに。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
この陰陽ブログも数えて73回になりました。

そもそもこのブログを書き始めた理由は、「食事のいろいろな健康法には、ひとそれぞれ相性があり、その相性を少しずつでも、自分自身で見極められることで、自身の、ひいては家族の健康を守れたら。」というところでした。

おかげさまで、電話での『栄養相談』も4000件を超えました。そして超えてからはここ1年、もう数えるのが面倒になりまして、はたまた何件やったのやら、もうわかりません。

『世界の平和は奥様がつくっている!』を主題にしたセミナーも8回くらいでしたでしょうか。

本当に応援のお声あってのことでした。ありがとうございました。

ここらへんで1度、一区切りをさせていただきたい。と考えております。
理由は、まことに勝手ながら、私の信じる『真の栄養学』のさらなる前進と発展。そしてそれを広めるための準備と新たなる出発のためです。

これより、残りを12回と致しまして、一つずつ話していきたいと思います。
お時間ありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

■食の“陰陽(いんよう)”

食物(しょくもつ)というと、食べられるだけが目的の存在のように聞こえてしまいますが、“食”とは「人」の内側に、「良」があるように、『生命を内に良き状態で通していくのが食事』であります。

ゆえに、一食一食が大切であり、一口一口が重要であります。
そう思うと、漫然に食べてしまうと、その食の本来もつ薬効に気づかず、薬も過ぎれば毒になるように、かたよった食は、せっかくの滋養のある食を毒に転じてしまうことになります。

そこで、まず“陰陽”でいうなら、基本としておさえておいてほしい内容は

植物(陰)⇔動物(陽)

ということです。食事には“道理”というのがありまして、「陰は陽を好み、陽は陰を好む。」というものがあります。

身近なたとえでいうなら、女性と男性の関係もそうでしょうか。女性は“陰(やさしさ)”で男性は“陽(つよさ)”ですから。
※なかなかそうなっていないのが、つらいところでしょうか( ;∀;)

“食”でたとえるなら、植物は“陰”で人は“陽”ですから、基本野菜を食べるのは、身体の負担にはならないようになっています。

では、「基本野菜をとるのであれば、肉は不要?」と聞かれることがあります。
そんなことはなく、「昔、肉はもともと“薬”」として食べられてきました。『生命力が弱まり蛋白源が生命の活力になるときに、精をつけるための食事』でした。

ゆえに多食はせず、感謝しながら大切に、召し上がるのが大事となります。

(つづきは明日になります。本日もお読みいただき、ありがとうございます。)

陰陽栄養士 上地弘三

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