お寿司の時に“ほうじ茶”を飲むとどうなるでしょう?<前編>

今朝は自転車をこぎながら、河原の景色や青い空をみておりましたら、光がいつもより眩しく感じて、今日は“陽の氣”が多いなあ。と思いました。

 

晴れ空をみていると、“ハレの日”や”ケの日”が浮かぶもので、”ハレ“とはそういう意味ではないのですが、なんとなくワクワクするのは”陽の光”の影響でしょうか。

 

“ハレの日”とは普段とは違う、特別な日のことです。「正月」「節句」「冬至」など、人生の節目でもそうですが、特別な料理がつくられます。

 

最近はスーパーでもあたりまえのように並んでいますが、お寿司はむかしは高級品でした。お祝いの時や特別な時に、「本当にたまに食べられたら嬉しい。」というものでした。

 

今日は少し「お寿司と飲み物」についてお話ししたいと思います。それでは一緒に想像していきましょう。お寿司を食べにいきますと、緑茶がおいてありますね。昔からお寿司には緑茶が定番です。

 

さて、それはなぜなのでしょう。ほうじ茶ではだめでしょうか?

 

せっかくなので”陰陽学(いんようがく)”で一緒に考えていきましょう。

 

ではまず、召し上がるものはお寿司。お寿司とは“陰性(冷やす)”のお食事でしょうか。”陽性(温める)”お食事でしょうか。

 

うーん、ごはんは冷たくして出していますね~。冷やすかなあ。温めるかなぁ?

お酢は肝臓に優しいし、優しいは”陰の氣”ですよね~。うーん、、、冷やす?

 

そこでもう少し考えてみます。

 

お寿司のシャリの上にあるネタは“陽性”か”陰性”か。

 

具体的に想像しましょう。「野菜や果物」と「魚貝や獣鳥」を“陰陽”でみていきますと、「野菜や果物」は「魚貝や獣鳥」と比べ”動きが少ない”ですね。

 

「動く」のは“陽性”か“陰性”か?

そうですね。「動く」のは“陽性”です。

 

ですので「野菜や果物」は”陰性(冷やす)”、

「魚貝や獣鳥」は”陽性(温める)”になります。

 

ここで、一つ大事なことをお話ししたいと思います。

「人」も”陽性“です。

「魚貝や獣鳥」も”陽性“です。

 

本来、”陽は陰を好み、陰は陽を好む。”という大事な考え方があります。

 

ということは、”陽“が”陽”を召し上がるというのは、非常に強い”陽(温める力)”をいただくのだ。ということになります。

 

では、それを覚えておいて頂いた上で、明日<後編>です。

また、一緒に「お寿司の時、ほうじ茶を飲むとどうなるのか。」考えていきましょう。

 

陰陽栄養士 上地弘三

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