その野菜の食べ方は、脂肪がふえる!!(4)

続きです。

「身体が冷えやすい人の太り方を、“陰陽学(いんようがく)”で3タイプ、紹介したい。」と思います。

 

『水太りタイプ』 身体のむくみが出やすく、カロリー制限をしても痩せない。あごまわり。鎖骨あたり。わき。こしまわり。ふくらはぎ。が細くなりづらい。なかなか痩せた実感がもてない。

 

『脂太りタイプ』 みためは太っていない。検査をすると「中性脂肪」「コレステロール」が引っかかる。健康不安をもちやすい。

 

『肉太りタイプ』 がっちりしているのだが、末端がやたらと冷える。「血圧が高い」「イライラしやすい」肌が黒かったり、体臭が強くでたり、具合悪くなるまで本人は気付きづらい。

 

上記は『あぶらが出ていかない』という点ではまったく同じです。しかし性質が違うということになります。

 

『冷えの排出不良』でも、何が排出されていないか。により見た目もかわってきますし、排出の仕方も変わってきます。

 

ただ、共通しているのは、“冷えている。”ということです。

 

まず、『水太りタイプ』の方からいきましょう。

水太りはどうして起こるのか。

一般的に様々言われている例が「運動不足」「塩分過多」「血液がドロドロ」「血流が悪い」「長時間の同じ姿勢」「食事の偏り」「水分不足」「冷え」「リンパの問題」「内臓の病」等です。

 

よし、じゃあ、運動して、塩分ひかえて、血液綺麗にして、血流良くして、適度なストレッチを時間毎にやり、食事をバランスよく食べ、水分をよくとり、身体を温めて、リンパマッサージをして、内臓を元気に生きる!!

 

・・・・・無茶をいいなさる。

 

これが出来るなら、そもそも太る人なんておりません。

 

仕事でも、家事でも、生活には時間を使います。その時間がないから、困っているわけではありませんか。ではどうしたら良いのか。身体のしくみを知り、要点をおさえて、適度なやりかたを行って、少しずつ体質を変えたら良いのです。

 

さてここで、「水を身体にためこむ仕組み」を“陰陽学(いんようがく)”の見地から。少しお話しさせていただきます。

 

まず、「身体から水を排出する」の前に、そもそもどうやって細胞に水をためたりしているのか。を考えたいと思います。

 

“陰陽学”には、”陰(冷ます)”と“陽(温める)””の二つがありますが、もうひとつの”陰”と”陽”があります。それが

・陰(遠心力)⇒外へ放出する力

・陽(求心力)⇒内へ引き寄せる力

です。

 

何の話かわかりづらいかもしれませんが、これは具体的に申しますと、「塩」と「水」の関係のお話しにつながります。

 

「塩分過多のお話し?」と思われるかもしれませんが、そう単純な話しではありません。

結論から言いますと、体内の“陽(塩の引き寄せる力)”が体内の”陰(水の放出する力)”を留めています。

 

想像でいうなら、「“塩”のまわりに“水”が集まっているイメージ」で良いです。そして細胞から出る時は、“塩”の中に含まれる『“陽”の中にある”陰(細胞を開く)“』の力を使い、“水”と共に排出されます。

 

※“陽の中の陰”についてはまたいずれ詳しく説明します。今はそんなものがあるのか。と流しておいて下さい。

 

一例で言いますと、夏場など運動して汗をかきます。黒い服などを着ていて、水分が蒸発すると、白い線が残ったりします。それは“塩”ですよね。

 

“塩”は身体に“水”を留める力であり、それが「排出」という状態に変化するときには、”水”と共に”塩”が出ていくという状態へ変化します。

 

要は「塩」“陽”が「水」”陰”を留め、ここに「熱」の“陽”が加わることで排出されていくということです。

 

ちょっと理論的すぎますね。要は適度な“陽”を使って、身体の“陰”を出していかないと、水太り(むくみ等)はとれませんよ。というお話しです。

 

では、明日は実際の『水太りタイプ』の方が注意する食材など、話をしていきます。

よろしくお願いします。

 

陰陽栄養士 上地弘三

 

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