その野菜の食べ方は、脂肪がふえる!!(5)

続きです。

前回「冷えによる排出不良の3タイプ」について話しました。

※『水太りタイプ』『脂太りタイプ』『肉太りタイプ』

 

 

今日は「冷えによる排出不良」の『水太りタイプ』の方が注意する食材など、話をしていきます。

 

■注意する食材1

<朝のパン食>

「え?パンは朝に食べるものでしょう。」と聞こえて来そうですね。

 

なぜ冷えるかと申しますと、パンの原料である小麦は、“陰陽学(いんようがく)”でいうところの、“水を溜める力”を持っているからです。この力は乾燥した地域に住む方には、とても良い力として発揮します。

 

ただ、「日本」という(世界的に見れば)湿潤な気候に分類される土地では、水を溜め込むことは、外気(外の寒さや暑さ)などを受けやすい体質をつくるので、冬は冷えすぎてしまうわけです。

 

そうするとまったく食べてはいけないのか。もちろん“冷え”により「足先にしもやけ」ができやすくなったり、「水虫」などができやすくなったりする方は、出来る限り食べない方が賢明だと思います。

 

「でも、パンって美味しいのよね~。」という方。気持ちは、わかります。

 

私もパンは好きです。

朝の出勤のとき、駅まで1.キロ位でしょうか。走っています。山の景色を横目に美味しい空気を味わいながら、駅につきます。そうすると駅入り口にある「焼き立てパンのお店」からのバターの香りがまあ、なんとも美味しそうなこと。

 

食べるな。というのは酷ですよね。

じゃあ、ちょっと工夫しましょう。ここで”陰陽学”の出番です。

健康に支障がでるほど、冷えていない方。と仮定して話しますね。

  • まず食べ方。

『小麦は水を引きつける。』ならば、水分をとりながら食べるとどういうことが起こるか。

水を細胞に引きつけることになる。これは避けたい。

“動作”の“陰陽”「噛む」を増やし。「飲む」を減らす。(「飲む」を減らすとは1回の飲みこむ量を調節するということ。※口に入れる量を少量にしていく。)

要は『少ない量で良く噛む』こと。

 

  • トッピングを考える。

小麦が水を引きつけるなら、“水をひきつけて出てくれる”食材を足す。

“部位”の“陰陽”「殻」「皮」を増やし、「果」「葉」を減らす。

例えば、「胡麻」を足す。「精白小麦」ではなく、「全粒粉小麦」を選ぶ。「精白糖」ではなく「黒糖」。(※とは言っても糖分は冷やすので注意!)「小豆餡」は「皮」入り、「さつまいも餡」は「皮」なし。等ですね。

 

どうでしょう。なんとなく分かりますでしょうか。頭で理解するよりも試してもらう方が

わかりやすいです。

 

今日はここまでになります。

 

明日はこの話の続きからになります。

よろしくお願いします。

 

陰陽栄養士 上地弘三

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