その野菜の食べ方は、脂肪がふえる!! (1)

たまにダイエットの相談をうけます。とは言っても、基本毎日リハビリをしている人や病に悩む人の食事アドバイスが多いので、「体重を落としたい。」という相談は私にとっては珍しいです。

 

ただ実は、私は今でこそ75キロですが、8年前は96キロありまして、妻には「その時に出会っていたら、結婚してなかったわ。」と言われる位、太かったです。

(身長は181センチです。)

 

それでダイエットの仕方は話せるのですが、おそらく私のブログをみて下さっている方は、

見た目の太さではなく、「中性脂肪」や「LDLコレステロール」が下がらない。などの具体的な数値のお悩みの方が多いのではないだろうか。と思い、そちらの改善の話しをさせて頂こうか。と思います。

 

ちなみにダイエットはしたことがありますでしょうか。WEBでダイエットを調べると、本当にいろいろあるので、「すごいな~。こんなにいろいろやった方がいるのだなぁ。」と驚きます。

 

ダイエットは効くのか?そんなことを言いますと、「効かないからこんなに種類があるのでしょ。」と言われていまいそうですが、たいてい読ませてもらうと、「ちゃんとどれも痩せるやり方だなあ。」と納得します。

 

「え?痩せなかったわよ。」と言われてしまうかもしれませんが、

 

もちろん”体質ごとにやり方を少し変える必要があるのです。”

 

例えば【時間】

陰性(冷える)の食品を使う場合、身体が熱いタイプの方は朝からやる必要がありますが、身体が冷たいタイプの場合、13:00以降から行う方が効果的です。

(果物系、生野菜系、酵素系、発酵食品系、乳酸菌系)

例えば【体調】

陽性(温める)の食品を使う場合、朝のお通じが無い時は水分の補給を増やして行うことが必要ですが、下痢をしてしまっているときは、量を減らし数回に回数を増やして食べる方が効果的です。

(スープ系、薬草茶系、塩系、熱調理系、乾物系)

 

「あれ、やっぱりダイエットの話じゃない?」と思われますかね。

 

そうですね。少し共通するところは出てきてしまいますね。ですので、多少ダイエットの予備知識位には思っておいて頂けると嬉しいです。

 

「中性脂肪」や「LDLコレステロール」を調整するのに大事なことは、“陰陽学”ではまずすごく当たり前のことですが、「油でも脂でも、冷えると固まる。」ということを頭に入れておいていただきたいと思います。

 

「え?それは当然ですよね。」と思われるかもしれません。では一緒に想像して下さい。

食べて身体の中に吸収された“あぶら”についてです。

 

血管の中の保護する膜は「脂質(ししつ)」です。五大栄養素の1つですね。

 

では、「脂質」とは脂(あぶら)の質(しつ)のことですね。ということはこの栄養はあぶらということです。

 

栄養は運ばれて代謝されます。代謝とは消化・吸収・排出までの流れですが、冷えて固まっていたら、“あぶら”は運ばれるでしょうか。ちゃんと代謝されるでしょうか。

 

こんな相談を時々、受けます。

「私、お肉・魚は食べないし、ご飯は少量。油も少量です。しかも、コレステロールを下げる果実油しか使っていないの。野菜はしっかり生野菜を召し上がっているし、水分もしっかりとるようにしている。体重も適正より少し少ないのに、どうして“中性脂肪”と“コレステロール”が高くなってしまうのでしょう。」

 

その時にお話しさせていただくのが

「そうですね。“あぶら”の摂る量は制限されていますし、それによって(中性脂肪やコレステロールが)増えているのではないのでしょうね。ではどうして増えるかと申しますと、それは、食べている”あぶら“が多いのではなく、”今身体の中にある“あぶら”が出ていけないほど、身体が冷えて固まってしまっているのでしょうね。要は、”排出されないので、高い数値が出てしまう“のでしょうね。」

 

・・・・・しまった長過ぎる!

横に「文字嫌いの編集長」の席があります。文章が長いと眠くなるので、「短く書いて下さい。」と言われます。というわけで続きは次回。

 

陰陽栄養士 上地弘三

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