体験コラム7「胃カメラ飲んだけど、何ともない。でも胃が痛いのです!」

この方は一昨年11月に、『胃の痛みと、たんがからむ』ということで、ご相談にいらっしゃいました。(65歳女性)

この方のお悩みは、薬を飲むと食欲が出て、お腹がすく。
でも、胃の痛みがとれず、一口でも食べると痛い。とのことでした。

寝ている時は楽らしく、朝が1番楽と仰っていました。
常に痛みがあるとのことです。

当然声に元気もなく、大変つらそうでした。

痛みというのは、厄介なのです。常に続くと、心が蝕まれます。
やる気も減退するし、またいつも痛そうな顔をしていると、まわりにも影響します。

そうすると、不幸のど真ん中にいるみたいな、雰囲気になってくる。

そこで、まず体質の確認を致しました。

・かるい湿疹で、肝臓が少し弱っている。
・眠りたいのに眠れない、小腸の弱り。
・便秘気味で、行動力が出ない。
・強い冷え。重心がくずれるほど、冷えている。

どうやら、“血の汚れ”と、“冷え”が根幹の原因のようです。

胃下垂があることを伺い、“脾臓”が負担をうけて悲鳴をあげていることもわかりました。

最初痛みを感じたのは、仕事をやめて、おかしを良く食べるようになったころ。とのことでした。

食事を伺うと、午前はとにかく食べられず、味噌汁を飲むだけで痛い。とのこと。

食べて痛いのは、本当につらいのですよね。
なので、“禁忌飲食(冷え原因の飲み物と食事を制限)”“陽の飲み物(ほうじ茶又は番茶)”あとは“陰の排出”をしてもらう方法で、1週間試してもらいました。

1週間後。

胃の痛みは引きました。
ただし、今は熱いというか、ジリジリしてる感覚があるとのこと。

せきは大丈夫で、食欲は午後から出るのは、かわらない。とのこと。

たんがちゃんと出て、からみづらくなったのが変化としてでてきました。

“陽”の氣が身体の中ではたらいているなぁ。いい傾向だ。と感じたのを覚えています。

更に1週間後

痛みが引いた。とのこと。

嬉しかったのが、元氣になり、また仕事をしている。と
お話を伺ったことです。

「痛い。」ということで、気力も削がれとところから
良くなったというのは、本当に嬉しいことです。

その数日後、お礼の連絡をまた再度いれて頂いたようで、
恐縮でした。

以下内容です。

何ヶ月も前から胃とのどの調子が悪く、胃カメラで異常がないとの事、薬を飲んでも良くならず、アドバイスをうけました。
すると“冷え”を治そうと言われ、冷やす食材(キュウリ・トマトなど)を食べずに番茶を飲むようにとの事。

早速実践したところ2日後には胃の痛みがなくなりました。
今のところどの方もよくなりつつあります。
本当に感謝ですね。こんな相談にのっていただけるなんて・・・

本当に良かったです(*^^*)

一応、薬は効かない。という誤解が出ないよう、注釈を加えます。
お薬とは”陰”の力を持ち、癒やすものが多いのです。なので、身体の“陽”を十分にしてから飲めば、良く効き目を発揮します。しかし、身体が“陰”によりすぎていると、“陰”に偏り過ぎたことの害が先行し、薬が本来の力を発揮できないのです。

これは、『薬』だけでなく、『健康食品』にも同じことがいえます。

食事のバランスを整えると、様々な“健康法”の力を、より発揮できるようになる。
それと、『冷え』が解消されるのは大事。ということを改めて確認させて頂いた内容でした。

どうぞ、「冬だから寒い。」ではなく、「冬でも熱い・・・・・。」とまでいかなくても、温かくなれるよう、是非是非試してみてください。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

陰陽栄養士 上地弘三

陰陽栄養学メルマガも始めました。

良かったら登録してくださいね!

「陰陽栄養学メルマガ」登録はこちらから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。