体験コラム4「関節の痛みよ、、消えろ!!」

これは昨年9月下旬に受けた栄養相談です。(女性)

■リウマチを良くしたい。

腎結石(腎臓の中に石ができる。)もある。

 

この方は単刀直入に「リウマチを治したい。」ということで、「お食事的にはどんなことに気をつけていったら良いのでしょうか。」という相談でした。家系的にヘバーデン結節が多いと仰っていまして、まずは出来ることは何かを確認するためにお話しを伺いました。

 

突然病気の名前が沢山でてきてしまい、非常に分かりづらいですね。まず、リウマチとはどんなものかを説明します。

 

人間の身体には曲がる所が沢山ありますね。指だったり、手首だったり、膝だったり。そういった「関節の部分」やそのまわりの「骨」「腱(けん)」とか「筋肉」などが痛かったり、炎症したりする病気を“リウマチ性疾患”と言いまして、一般的にリウマチと呼びます。

 

炎症がひどいと変形してしまったりするので、見た目的にも大変つらいですし、痛みなんていうのは、もう膝なんかに出たら、立つことなんてムリです。ずーっと関節技をかけられているような、痛みのようです。

 

「ヘバーデン結節」とは、手の指が変形してしまう関節症で、現代は多くの女性が悩んでいると言われています。

この方は腰が痛くなってしまい、負担を減らすために1年で12キロ体重を落とした経験があったそうです。それだけ本当につらい病気だというのが伝わってきますね。

 

さらに「腎結石」。腎臓から尿がでる通り道に石が通ると、痛みで脂汗が止まらない。と友人から聞いたことがあります。本当にとにかく痛いものが集中している。と話を聞きながら思いました。

 

どうにか出来ないものか。と思いまして、まずはもう少し詳しくこちらから質問をさせて頂きました。それで分かったのが下記です。

・食べたあと眠くなる。

・朝食はごはんとパンの日が交互。

・前は便通が良くなかった。

・疲れすぎると、とにかく眠くなる。

・野菜は全体的に少なく、生野菜が割合占める。

・一時不眠があった。

 

リウマチに対する食事療法で少し有名なのが、「スープ療法」です。“リウマチなどの関節炎は何かの食事のアレルギーが、炎症という形で出ているのだ。”という説があります。シンプルなスープを調理し、他を食べないという方法でしばらく毒抜きのようなことを行う方法です。

 

この方には、冷えもみられましたので、動ける範囲の軽い体操をお伝えし、スープ療法と冷えの排出を促しました。

 

順々に行って頂いたのですが、1ヶ月間冷えの改善に費やしました。その後、膝の上に老廃物がたまったようで、ここで「スープ療法」。さらに1ヶ月後に痛みが軽くなりました。

当然ですが、“痛みの病”は“痛みが消える”と、劇的に改善します。

 

「身体も気分も明るくなりました。」と喜びの声をいただき、「良かった。良かった。」と思った次第でした。

 

あまり一般的には知られていないかもしれませんが、病には”陽”と“陰”があります。「リウマチ」にも“スープ療法”などの過度な“陽”を元に戻す方法もあれば、果物や生野菜や、若い葉の酵素系の食品を多く摂りすぎて発症した“陰”のリウマチというのもあります。

 

場合によっては併発しているので、これは厄介です。

 

しかし、食事を変えるというのは、こんなにも身体を変えるのだなぁ。としみじみ学ばせてもらった相談でした。

 

次回以降、いよいよ食事の摂り方や考え方に入っていきます。

どうぞよろしくお願いします。

 

陰陽栄養士 上地弘三

 

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