体験コラム3 低体温と、涙がなんだかでるのです・・・。

これは昨年11月下旬に受けた栄養相談です。(女性)

■大腸の不調で手術をしたあとから低体温に。

そこから涙が出るようになったのです。

 

この方は「健康を増進したい。」という栄養相談でした。家庭環境の中で忙しい時期がおわったあと、ほっとしたタイミングで腸に穴があいてしまい、緊急入院されたそうです。

 

退院したあと、「たくさん水を飲むように。」と指導を受け実践していたのですが、好調とまではいかない。ということでの相談でした。

 

手術というのは、当然ながら身体の「体力」「生命力」を消耗します。手術後には身体が本来の状態(代謝能力や免疫機構、持久力や回復力)を取り戻すにはお時間がかかります。

 

なぜかと言えば、体内の”栄養”は身体の中で取り除かれた「細胞を再生する」ために変化をし、普段の生活における「体力の消耗からの回復」も行っています。

 

要は”同時に行わければ間に合わない状況“のため通常とは異なり二重の負担がかかっているからなのです。

 

人はどうしても、動けるようになると、「早く体力を戻そう。」と思います。

 

しかし、身体の細胞を再生させるのが一晩で足りない時には、どうしたって「身体は動かない。」ものなのです。沢山栄養があればいいわけでもなく、また緩ませたりリラックスさせたりするために「沈静作用」の力を使うと、血流は下がり、回復力自体は下がるのです。

 

その際身体は重く感じます。ゆっくり休んでいる分には良いですが、日中この状態になると「だるくて動かない。」もしくは「動けない。」と感じてしまうのです。

 

ちなみにこの状態を“陰陽学(いんようがく)”ではリラックスして、血流を緩やかにしていることから”陰性”の状態と判断します。

 

寝ている夜には有効ですが、日中この状態で動くと身体には負担です。なぜなら力が入らずに動こうとしているからです。まして体内にはまだ手術の傷が残っているからそこに振動が伝わる事自体よくない。

 

さてそこで、具体的に対応していきます。

 

1.陰陽による体質の確認。

冷えていないかの確認です。

陰陽学にのっとって確認させていただいたところ「冷え」がありました。

 

人間の身体は朝冷えた状態から、昼に向かって温まります。ですので、朝食が重要です。

現在の食事。

<朝食>

・ごはん

・味噌汁

・炒り卵

・ソーセージ

・ナスとピーマンの味噌炒め

・ヨーグルト

 

それと心がけているのが、1日1リットル以上水を飲むように努力する。

 

「夏野菜は冷えますね。」とお話しをしながら、「陰の野菜」「陰の調理法」「陰の調味料」をなくし、「陰排出食」を加え、先日でもお話ししました、「陰の飲み物」をなくし、代わりに

「陽の飲み物」(ほうじ茶など)を案内しました。「陰の排出法」をさらに加えて。

 

「そういえば最近、左目から涙ばかり出るのです。」と教えて下さいました。

 

それも大丈夫ですよ。とお伝えし2週間実践してもらいました。

 

2週間後、35℃台の体温も36℃台にあがり、身体が温かくなり元気が出てきました。と連絡を頂戴しました。涙もしっかり止まったそうです。

 

涙の理由は「身体の”陰”が迷っている。」という状態のことです。

 

今はまだ、これにふれるには早いので、またいずれ“陰陽”の内容が進んできたらお話しさせていただきます。

 

身体が温かくなり元気になられて本当に良かった。という体験のお話しでした。

 

陰陽栄養士 上地弘三

 

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