春夏秋冬の元氣になる食材選び!秋はこれだ。(後編)

こんばんは。すっかり遅くなってしまいました。題名通り今が秋ならば、長い夜を楽しむところですが、それは秋までとっておくとしましょう。
今日は食材の特性なんかをお話させていただこうと思います。
“陰陽(いんよう)”がしっかりと確認できたところで、食材の力にせまっていきます。
人参(陽)
→潰瘍とガンを癒すと伝承療法では言われています。1日に人参を半カップ食べると、喫煙者でも肺がんのリスクが半分に減る。
カボチャ(陽)
→活性酸素の除去。1日に半カップ食べると、喫煙者でも肺がんのリスクが半分に減る。
ブロッコリー(陽)
→インスリンと血糖値の制御。1日に半カップを食べると、結腸癌と肺がんの予防の助けになる。
サツマイモ(陰)
→整腸、肺がん予防。胆汁性仙痛を迅速に治す。妊娠のつわりには特に助けとなる。
ぬか(陽)
→LDLコレステロールを下げる。腸内細菌を鼓舞して活動が高まり、排便を促す。
プルーン(陰)
→半カップのジュースで大多数の人に、下剤としてはたらく。プルーンを沸騰した湯に入れると、その特性はそのまま移る。
柿(陰)
→高血圧予防。二日酔いの改善。干し柿は咳や痰を癒し、胃腸を丈夫にする。
えのき(陰)
→腸内をお掃除、免疫を高める。ウイルス撃退、腫瘍予防。
なめこ(陰)
→腸内をお掃除、免疫を高める。美肌、疲労回復。
しいたけ(陰)
→腸内をお掃除、免疫を高める。血液の凝固を妨げ、
発ガンを遅らせる。
こんな感じですね。体質の“陰陽(いんよう)”が整っていると、これらの特性は引き出されます。ただ、冷えがある人が“陰”のものをとっても、力は発揮されづらく、また、熱がこもっている人が“陽”のものをとっても、同じく力は発揮されづらくなります。
上の内容をみて、もう一つ気付くところはありますでしょうか。何度か読み直すと“肺”や“大腸”にまつわる力が多いことに、気付くと思います。
これは、『季節ごとに弱りやすい、臓器がある』からこそ、その季節にそれを助ける食材が存在しているということなのです。
これが、“五行(ごぎょう)”の考え方です。季節の五季(ごき)にまつわる考えかたですね。
最後に、食べるときはおいしく季節を感じていただけたら嬉しく思います。
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました。
陰陽栄養士 上地弘三

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