身体の中で“水”が運ぶもの。“さゆ”が運ぶもの。(4)

昨晩は、寒かったです。私が住んでいるのが、山のそばの盆地のような場所のせいか、冷気がたまるのでしょうね。朝、車をみてフロントガラスが綺麗に凍っておりまして、「そろそろ熱湯をかける季節なのだな~。」と白い息を吐きながらぼやきました。

 

ま、そう言いましても、結局駅まで自分の足で走るので、暑くて電車の中で上着脱いじゃうのですけどね。

 

あ、すみません。話が長くなってしまいました。前回の続きですね。

 

「腫れの原因(炎症)」「汚れの原因(浅黒くなる)」「酸化物(痛くなる)」

「むくみ(水の汚れ)」「フラフラの原因(青白くなる)」「過アルカリ(苦しくなる)」

 

これを、”陰”と”陽”にわけてみましょう。

 

どうですか。答えはもう準備できていますか。質問の意味が分からない方は前回のブログをご覧くださいね。

 

では、答えにいきます。良いですか。

 

 

「腫れの原因(炎症)」

炎症は赤くなります。熱をもちます。力が加わって出来ますね。ですので”陽”になります。

「汚れの原因(浅黒くなる)」

汚れは何かが固まります。くっついて出来上がりますね。それによって黒っぽくなりますね。これも”陽”です。

 

「酸化物(痛くなる)」

酸は触れたものを、変性してタンパク質を壊します。その時、固まらせるようになります。ということは、これも”陽”です。

 

「むくみ(水の汚れ)」

むくみとは広がり、たまる状態です。ゆるむ状態のゆえにとどまっています。これは“陰”になります。

 

「フラフラの原因(青白くなる)」

これは広がって薄まった状態です。くっつかないようにはたらいているので、これも”陰”です。

 

「過アルカリ(苦しくなる)」

アルカリは浸透していきます。隙間を通り次の隙間へと広がって入っていきます。とういうことはこれも”陰”になります。

 

では、これらを運んで外に出すために、”常温の水”が良いのか、”さゆ”が良いのか、そこを一緒に考えていきましょう。

 

ここで用いる“陰陽学(いんようがく)”の考え方の一つ。をもう一度復習しましょう。

「“陰”が引きつけるのは“陽”のもの。“陽”がまとうのは“陰”のもの。」

 

そうすると答えは明快ですね。

 

「腫れの原因(炎症)」(陽)には、「常温の水」(陰)

「汚れの原因(浅黒くなる)」(陽)には「常温の水」(陰)

「酸化物(痛くなる)」(陽)には「常温の水」(陰)

 

「むくみ(水の汚れ)」(陰)には「さゆ」(陽)

「フラフラの原因(青白くなる)」(陰)には「さゆ」(陽)

「過アルカリ(苦しくなる)」(陰)には「さゆ」(陽)となります。

 

何を飲もうかな。と思った時、一つの基準として“陰陽学”を用いてみるのも面白いかもしれません。

 

まだまだ疑問があるかと思いますが、“水”が運ぶもの。と“さゆ”が運ぶもの。のお話しはこんな感じになります。

それではまた。

 

陰陽栄養士 上地弘三

陰陽栄養学メルマガも始めました。

良かったら登録してくださいね!

「陰陽栄養学メルマガ」登録はこちらから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。