昨晩は、寒かったです。私が住んでいるのが、山のそばの盆地のような場所のせいか、冷気がたまるのでしょうね。朝、車をみてフロントガラスが綺麗に凍っておりまして、「そろそろ熱湯をかける季節なのだな~。」と白い息を吐きながらぼやきました。
ま、そう言いましても、結局駅まで自分の足で走るので、暑くて電車の中で上着脱いじゃうのですけどね。
あ、すみません。話が長くなってしまいました。前回の続きですね。
「腫れの原因(炎症)」「汚れの原因(浅黒くなる)」「酸化物(痛くなる)」
「むくみ(水の汚れ)」「フラフラの原因(青白くなる)」「過アルカリ(苦しくなる)」
これを、”陰”と”陽”にわけてみましょう。
どうですか。答えはもう準備できていますか。質問の意味が分からない方は前回のブログをご覧くださいね。
では、答えにいきます。良いですか。
「腫れの原因(炎症)」
炎症は赤くなります。熱をもちます。力が加わって出来ますね。ですので”陽”になります。
「汚れの原因(浅黒くなる)」
汚れは何かが固まります。くっついて出来上がりますね。それによって黒っぽくなりますね。これも”陽”です。
「酸化物(痛くなる)」
酸は触れたものを、変性してタンパク質を壊します。その時、固まらせるようになります。ということは、これも”陽”です。
「むくみ(水の汚れ)」
むくみとは広がり、たまる状態です。ゆるむ状態のゆえにとどまっています。これは“陰”になります。
「フラフラの原因(青白くなる)」
これは広がって薄まった状態です。くっつかないようにはたらいているので、これも”陰”です。
「過アルカリ(苦しくなる)」
アルカリは浸透していきます。隙間を通り次の隙間へと広がって入っていきます。とういうことはこれも”陰”になります。
では、これらを運んで外に出すために、”常温の水”が良いのか、”さゆ”が良いのか、そこを一緒に考えていきましょう。
ここで用いる“陰陽学(いんようがく)”の考え方の一つ。をもう一度復習しましょう。
「“陰”が引きつけるのは“陽”のもの。“陽”がまとうのは“陰”のもの。」
そうすると答えは明快ですね。
「腫れの原因(炎症)」(陽)には、「常温の水」(陰)
「汚れの原因(浅黒くなる)」(陽)には「常温の水」(陰)
「酸化物(痛くなる)」(陽)には「常温の水」(陰)
「むくみ(水の汚れ)」(陰)には「さゆ」(陽)
「フラフラの原因(青白くなる)」(陰)には「さゆ」(陽)
「過アルカリ(苦しくなる)」(陰)には「さゆ」(陽)となります。
何を飲もうかな。と思った時、一つの基準として“陰陽学”を用いてみるのも面白いかもしれません。
まだまだ疑問があるかと思いますが、“水”が運ぶもの。と“さゆ”が運ぶもの。のお話しはこんな感じになります。
それではまた。
陰陽栄養士 上地弘三
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